オスカー像の誕生

オスカー像の誕生

アカデミー賞のオスカー像オスカー像は、1927年にアカデミー賞の選考をする映画団体・映画芸術アカデミー(AMPAS)が発足し、その後の晩餐会で、授与式で映画の業績を称え、授与する「トロフィー(=オスカー像)」について議論がされました。
デザインは美術監督(MGM社)だったセドリック・ギボンズ氏、製作にはロサンゼルスの彫刻家・ジョージスタンレー氏の両名が任され、オスカー像が誕生しました。デザインは、セドリック・ギボンズ氏が、会議中に殴り書きしたスケッチが原画となったという一説もあり、そのオスカー像は、フィルムリールの上に立ち、両手で剣を握る騎士の姿をしています。
オスカー像は、1929年5月16日の最初の授賞式から、1999年3月21日の第71回授賞式までのアカデミー賞で、合計2,286個が贈られています。また1949年までに贈られたオスカー像には、シリアル番号のようなものはついていませんでしたが、(1949年授与分より)501番からスタートし、それ以後オスカー像の「後のかかと部分」には、番号がつけられているそうです。

オスカー像は、どこで、誰が、作っている?

オスカー像は、1982年以来、シカゴの賞専門会社、「R・S・オーウェンズ&カンパニー社」が、受託を受けて生産しています。毎年1月になると、同社は新年最初のビックプロジェクトとして、およそ50のオスカー像を、3~4週間かけ丁寧に作るそうです。取り扱いには、細心の注意をはらい白い手袋をつけ、作業するそうです。アカデミー賞の受賞数は、事前に誰にも知らされていませんので、オスカー像の数に関しても予測できず、その年に作ったオスカー像が余った場合は、翌年のアカデミー賞まで金庫で厳重に保管されるそうです。